新たな取り組み

当院の新たな取り組み

当院の院長 園田祥三は、眼科医療へ人工知能(AI) を活用するための研究を行っており、2020年、新たに設立された「日本眼科AI学会」の評議員として活動しています。「AIと医療」で何ができるのか、何が変わるのか想像しにくいかもしれません。一言でいうと、従前の医療の概念を変え、これまで何の疑問もなく行ってきた医療以外の事務的作業や診療スタイルが大きく変わり、その結果、患者さんと医療者の双方にとって効率的で便利なものとなります。そして「病気に向き合う」という本来の医療の目的に注力できる事につながると確信しています。
しかし、AIの実用化は簡単にできるわけではありません。課題も多く、問題を1つずつ解決していく必要があります。当院では、AIの実装化に向けたさまざまな課題を現場で共有し、解決策を模索しています。AIと共存する医療を実現すべく、努力を続けて参ります。

医療データベース構築への取り組み

AI構築の前提となるのが、病気の情報が整然とまとめられたデータベースの存在です。質の高いデータベースにより、病気の状態や変化、治療効果を判断するAIを作る事ができます。

IT器機の開発

臨床現場で利用価値が高いAIの開発を目指しています。眼科器機メーカーとも協力してAIを搭載した器機の開発にも携わっています。

アカデミアとの協力

研究とは大学などのアカデミアだけが行う時代ではなくなっています。AIをはじめとするデータサイエンスの時代、クリニックにはリアルワールドのデータを数多く集めることができる強みがあります。アカデミアとクリニックお互いの強みを生かし、協力し合うことで研究を進めていきます。

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鹿児島園田眼科形成外科